うつ病・パニック障害と共に生きる

パニック障害と向き合い続けて8年の軌跡

僕が経験した睡眠障害

どーも。

 

パニック障害と共に

8年間生きております、チャンコーです。

 

 

今回は睡眠障害についてお話をしていきます。

 

 

睡眠障害といえばみなさんの頭にぱっと浮かび上がるのは

 

不眠症』ではないでしょうか??

 

不眠症はまさに睡眠障害の代表といえる症状です。

 

 

しかし睡眠障害=眠れない

 

という訳ではなく、『睡眠に障害を起こしている状態』を指します。

 

例えば

    • 眠れなくなる
    • 寝ても寝ても起きられない
    • 昼間に強烈な眠気に襲われる
    • 目が覚めたら隣の部屋で立っていた

 

など、さまざまな症状があります。

 

 今回は様々ある睡眠障害の中から

僕が実際に経験した睡眠障害紹介します。

 

睡眠時遊行症(夢遊病

 

あまり聞きなじみのない病名かもしれません。

通称名は『むゆうびょう』と読みます。

 

3歳から8歳の頃まで発症していました。

 

一体どんな病気なのかというと

『 睡眠中寝ぼけながら活動することを繰り返す』病気です。

 

 

行動の内容も人それぞれなようですが、僕の場合は

 

    • 1時間以上家の中をグルグル徘徊する
    • いろんな場所でトイレをする(テレビやドアに向かって)
    • 声をかけると泣き叫んで走り回る

 

というのが主な症状”だった”そうです。

 

 

この”だった”というのがミソで、当の本人は何も覚えておりません。

 

 

夢遊病を起こした夜(ほぼ毎晩)の

翌朝、『夜泣いてたの覚えてる?』と

母親によく聞かれましたが毎回全く記憶にありませんでした。

 

 

かろうじて夢遊病中の記憶と

夢遊病中に覚醒した経験が1つだけあって

 

 

夜、気分よく眠りについたはずの僕が気づけば 

 

恐怖の感情と共に家の中で

走り回って母親から逃げていたのです。

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 なぜかはわかりませんがその時の記憶だけ鮮明に残っていて

 

『僕を寝かせようと、僕に近づく母親が何か得体のしれない化け物のように感じ、自分が自分でなくなるような感覚(眩暈のような感覚)に襲われ、怖くて怖い』

とはっきり感じたのを覚えています。

 

 

翌朝、母親にそれを伝えましたが

病院に連れていかれるでもなく(ある意味虐待、、、笑)

 

時は流れ

 

小学校3年生の頃に家庭の事情で引っ越しをして以来

僕の夢遊病はピタッとなくなったようです。

 

 

『当時住んでいた家は阪神淡路大震災の遺体が埋められた跡地に建てられたマンションだったからかも』

と大きくなってから母親に言われましたが、

僕には霊感なんて皆無なんで普通に病気だっただけです、はい(笑)

 

 

子供のころから僕は

いろいろ感じ取りやすい人間なのかもしれません。

 

 

4~8歳くらいが有症率のピークだと言われているのはまさにその通りだと身をもって感じました。

 

ちなみに病院などには通っておらず自然と症状はなくなりました。

 

 

睡眠障害の代表、もはや成人の21%(5人に1人)が

悩まされている症状らしいです。

 

そんなにいるのかと思うとゾッとしますね、、、

 

 

とはいえ僕もそのうちの一人ですが(笑)

20~21歳の頃、不眠に悩まされました。

 

 

美容師をしていたころの話で

当時働いていたお店は09:30開店の19:00最終受付のお店でした

 

うまい具合に19:00に閉店したとしても

そのあと居残り練習を毎日00:00頃までしてました。

(ほぼ強制。美容業界の中でもかなり厳しい店だったと思います)

 

 

帰宅するのが早くて0時20分

そこからお風呂・ご飯を済ませますが

働きすぎと、自分の時間が取れないストレス

交感神経緊急事態などで緊張したときに働く神経

が超活発になってしまい

 

寝付くのは4時~5時ごろ頃。

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 結果、当時の僕の1日の睡眠時間は約時間でした。

 

 

1日だけ3時間睡眠であれば若さゆえ

どうとでもなるかもしれませんが、

週6日間3時間睡眠でした。

これが1年近く続けば、当然体に異変が起こります。

 

お客様にシャンプーをしながら寝ていたり、

洗ったタオルを干しながら寝ていたり、

 

 

自分がいつ起きて、いつ寝ているのかさえ

最終的には判断ができなくなってしまいました。

 

 

過眠症

 

寝すぎてしまうというのも睡眠障害のひとつです。

 

 

パニック障害うつ病睡眠障害と診断され、

『不眠治療』を進めていくうちに、しだいに

 

『寝ても寝てもすっきりしない真昼間の強烈な眠気

 

に襲われるようになりました。

 

 

カフェインをとってみたり、 横にならないようにしたり

刺激(痛み)を与えてみたりしましたが

それでも起きていられないほどの眠気です。

 

我慢しすぎると頭痛に襲われるので結局昼間眠ってしまうのです。

 

 

最初は睡眠薬が効きすぎているのかと思いお医者さんに

相談しましたが、薬の効果ではなく、

不眠症治療の反動うつ病の影響ですと説明していただきました。

 

 

睡眠のリズムを戻したいのに

昼間眠ってしまうもどかしさにとても悩まされました。

 

 

しかたないことなんだよって

当時の僕に一日でも早く気づかせてあげたいです(笑)

 

 

担当のお医者さん曰く、

うつ病不眠症過眠症がセットに現れる方は

多くいらっしゃるそうです。

 

おわりに

 

以上が僕が経験した睡眠障害のお話でした。

 

『寝たくても寝られない』と『起きたくても起きられない』

これらをうまく調整できないのが睡眠障害です。

 

 

『自己管理ができていない』『気が緩んでいる』

などと思われてしまうことも、ありますが

睡眠障害は脳の機能の病気です。

 

 

風邪を引いたら咳が出るという風に、体が反応するように

 

 

脳が不調を感じると、

『自分ではコントロールしきれない更に厄介な症状が体に出る』

のだと知っていただければ幸いです。

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次回は、僕が睡眠障害を克服した方法について

 

書き記していきたいと思います!!!

 

ではでは  (@^^)/~~~  byチャンコー